糖尿病

谷田病院の糖尿病治療

谷田病院では患者さんのライフスタイルに合わせて、上記のような糖尿病治療の基本的なガイドラインに沿って、糖尿病専門医が患者さんと一緒に治療方針を決めていきます。
また、糖尿病の治療は、生活習慣の改善が必要であり、そして長く続けることが大切です。医師だけではなく、糖尿病療養指導士や管理栄養士など多職種で患者さんの治療をサポートしていきます。また、同じ病気を抱えた患者の会である「なんてんの会」も毎月開催しているので、一人で悩まず継続的に治療をしていきましょう。

 

糖尿病専門外来

予約制で糖尿病専門外来を行っています。糖尿病専門医による外来で、初回はじっくりと時間をかけて、患者さんの生活状況なども問診させていただきます。

毎週金曜日午前(診察時間 9:00~12:00)

ご予約の電話は午後(13:30以降)いただけるとスムーズです。

096-234-1248

 

 

糖尿病は慢性的に血糖値が高くなる病気で、血糖値を良い値に保つ事が糖尿病治療の基本です。これを、「血糖値をコントロールする」といいます。血糖値をコントロールするには、まず食事、運動が大切です。そして薬による治療があります。

糖尿病の食事療法

食事によって、糖がからだに取り込まれます。からだに取り込まれる糖の量やエネルギーのバランスなどを調整するのが食事療法です。

糖尿病の運動療法

運動によって、糖が使われます。また、筋肉の量が増えることで、糖をからだに取り込みやすくします。その上、脂肪が減ることで、血糖値を下げるインスリンが効果を発揮しやすい環境を作ります。

糖尿病の薬物療法

糖尿病の薬にはいろいろな種類があります。薬の種類としては、飲み薬と注射薬があります。 飲み薬では、インスリンの分泌を良くするもの・効きを良くするもの、食事でとった糖の分解・吸収を遅らせるもの、糖の排泄を促すものがあります。注射に は、インスリンの分泌を促す注射や、インスリンそのものを外から補う注射があります。

 

なんてんの会(糖尿病患者さんの会)

尿病に関する正しい知識の普及、糖尿病患者およびその家族の教育、糖尿病に関する調査研究を行うことにより国民の健康の増進に寄付することを目的として1961年に糖尿病患者さんの会として日本糖尿病協会が発足しました。現在、日本全国で糖尿病患者さんの会が1000以上あります。
谷田病院でも糖尿病の取り組みに力を入れており、2011年に糖尿病患者さんの会として「なんてんの会」を立ち上げました。糖尿病患者さんを中心に、医師、医療スタッフも参加して様々な活動を行っております。

糖尿病教室

日時:毎月第2水曜日 11301500

 

糖尿病教室なんてんの会のスケジュール

・簡単にできる糖尿病食(調理実習)

・調理実習の試食(食事前後の血糖測定)

・ためになる!糖尿病のお話

・ストレッチ体操

・専門医による「糖尿病ミニ講座」

 

レクレーション

同じ糖尿病仲間と親睦をはかり、情報の共有、知識・意欲の向上などのため、レクレーションを行っています。
なんてんの会への参加ご希望の方はご連絡ください。

 

なんてんの会が考えた健康茶

美里町のお茶屋さんに製造を委託し、黒豆や桑の葉などをブレンドしたお茶を発売しています。

当院の病院食につくお茶としても利用しています。

健康茶は病院での販売のほか、Amazonでも通信販売しています。