お知らせ

骨塩定量の検査機器導入

この度や谷田病院では骨塩定量(骨密度検査)の検査機械を導入致しました。

 

骨塩とは

骨塩とは骨中に含まれるカルシウムやリンなどのミネラルの総称です。このミネラル成分が不足してくると骨がもろくなり、骨折しやすくなります。骨塩定量(骨密度検査)は骨中のミネラル成分の量(骨密度)の測定を測ることによって、主に骨粗鬆症(骨のミネラル量が減り、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気)の診断や治療の経過観察に用いられています。

 

主な検査部位と検査方法

腰椎や大腿骨頚部のX線撮影を行います。腰椎、大腿骨頚部は骨粗鬆症による骨折が生じやすい部位であり、その当該部位を測定することで直接的に骨の状態を評価することができます。

特に検査前の制限はありませんし、検査も寝台に寝ているだけで済みます。所要時間は10分程度で、測定に用いるX線も極めて少ない量ですので気軽に検査を受けていただくことが可能です。

 

検査結果について

検査を受けられた患者様に検査結果をプリントしてお渡ししています。

骨粗鬆症は、高齢になってから発症することが多い病気で、高齢化の進む日本では現在総人口の10%の約1,300万人が罹患しているといわれています。骨の健康状態が気になる方はお気軽に担当医師・スタッフまでお申し付けください。