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実践型!医療DX人材育成プログラム

医療DXが医療機関で実践できる人材育成プログラムです。

 

 

上記のチラシはこちらから(PDF) 

 

プログラム内容の詳細

 

お申込みはこちからか▼▼

https://forms.gle/NM97c2TM1MmVWXaq5

 

お問い合わせ

nasu-t@yatsuda-kai.jp (那須、藤井)

 

※当プログラムの運営・主催は医療環境総研株式会社となります

 

 

医療DX人材育成プログラムの概要

現代の医療現場では、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が必要不可欠となっています。この医療DX人材育成プログラムは、単なる技術知識の習得に留まらず、実際の病院での実践を通じて、より深い理解とスキルを身に付けるためのプログラムです。参加者は、医療DXを推進している講師陣の指導のもと、病院内の具体的な課題に沿った解決策を自ら作成し、実装していきます。各病院での実際の業務改善に繋がる内容が中心となっており、ITのスキルがない人でも、生成AIやツールを活用してプログラムを効率的に進められる設計になっています。

このプログラムの目的は、単なる知識の提供にとどまらず、参加者が自分の病院でのDX推進を成功させることです。そのため、参加者には所属病院の院長や部門長の推薦が必要となります。教育期間中には、所属病院からのフィードバックを受けつつ、実データを活用した実習が行われるため、より実践的な学習が可能です。

プログラムの流れと内容

プログラムは主に3つの段階に分かれています。

  1. キックオフ
     最初のステップとして、顔合わせとオリエンテーションが行われます。ここでは、参加者と病院の推薦者(病院長など)が同席し、プログラムの目標を共有します。このステージは、プログラム全体の方向性を確認する大切な部分です。

  2. Perl基礎編(4か月)
     次のステップでは、Perlというプログラミング言語を用いた基礎的なスキルを学びます。ここでは、ソフトのインストールから始まり、変数の取り扱い、四則演算、文字列処理、配列データの扱い方、正規表現の使用方法まで、幅広い内容がカバーされます。これらの技術を学ぶことで、病院内のデータを効率的に処理・分析できるスキルが身に付きます。さらに、Perlだけでなく、PowerShell、VBA、Rといった関連ツールも学び、Windowsのコントロールや自動化の実装にも対応できるようになります。

  3. ツール開発(4か月)
     最終的には、参加者自身が所属病院のニーズに合わせたツールを開発し、実際の業務に応用します。講師のサポートを受けながら進めるこのプロセスは、病院ごとの課題解決に焦点を当てており、実務に即したスキルが身に付きます。各受講者が自分の病院で直面している具体的な課題を持ち寄り、それに基づいたプログラム作成を行います。この段階では、参加者間で事例を共有し、より広範な問題解決の方法を模索していきます。

実践型の学習環境

このプログラムの大きな特徴は、実際の病院でDXを推進している講師陣による指導が受けられる点です。単なる理論や概念を学ぶだけではなく、現場での経験を活かした実践的な内容が豊富です。特に、データの自動処理や分析を行うための具体的な技術やノウハウが提供されるため、受講者は即戦力としてDX推進をサポートできるようになります。

また、このプログラムでは、生成AIであるChatGPTなどを活用して、ITスキルが少ない方でも効率的に業務を改善できるような支援が行われます。これにより、プログラミング初心者でも安心して参加することができます。

プログラムの意義と将来展望

医療DXの推進は、医療業界全体の効率化や質の向上を目指す上で非常に重要な課題です。このプログラムは、そうした課題に対する具体的な解決策を提供し、各病院が自立してDXを進めていくための基盤を築くことを目指しています。また、受講者が各病院内での実務に取り入れることで、病院全体のITリテラシーの向上にも繋がります。

特に、今後さらに加速する医療DXの潮流に対応するためには、このような実践的なプログラムが必要不可欠です。病院のIT担当者が自走して課題を解決できるようになることで、医療現場のDX推進がより一層加速することが期待されています。

このプログラムに参加することで、医療現場での問題解決能力を向上させ、患者や医療従事者のためのより良い医療環境を提供するための第一歩を踏み出すことができます。