事務部

まちづくりの取り組み

谷田病院は2018年に甲佐町、甲佐町商工会、一般社団法人パレット、肥後銀行、株式会社NOTEとまちづくり協定を締結しました。

医療の質から、患者さんや利用者さんが日々を過ごす地域の質が高まらないと、住民の生活の質(QOL)は高まらない。元気になりたい目的があるからこそ、病気と闘ったり、健康を維持するモチベーションになると思っています。

甲佐町における歴史的資源を活用した地域活性化及び地方創生推進に関する連携協定

医療法人谷田会、社会福祉法人綾友会、医療法人興和会、医療法人香和会、コーセイ薬局、そして、甲佐町の町づくり、人づくりをする一般社団法人パレットとして、地域の魅力を高める活動を進めてます。

熊本日日新聞の掲載記事

くまもと経済の掲載記事

 

まちの保健室

病院の近くで古民家を再生したスペースを利用して、毎週1回、医療者による無料相談を行っています。看護師や薬剤師、理学療法士、ケアマネジャーなどが輪番で対応しています。病院の外来に相談するまでもないけど、ちょっと心配なことを気軽に話してもらえるようにしています。(コロナ禍により中止中)

まちの保健室

やつだカフェ

まちの保健室で使用している古民家スペースで隔月で糖尿病啓発のための食事を提供しています。谷田病院では10年以上も糖尿病教室を運営しており、そこで提供しているメニューをそのまま出しています。糖尿病でも美味しく食べられる食事ですが、糖尿病にならないための勉強会も行っています。(コロナ禍により中止中)

やつだカフェ

甲佐町の広報誌でも掲載されました

まちかどカフェ

サービス付き高齢者向け住宅 松樹苑のデイサービスで、毎月開催している認知症カフェです。熊本県の認知症カフェにも登録されています。内容は認知症に限らず、災害時の対応や、こんにゃくの作り方、法話などさまざまな内容となっています。(コロナ禍により中止中)

街かどカフェ

熊本県の認知症カフェの取り組み

出前講座

地域住民向けの健康に関する講演会や勉強会の講師を無料で受けています。自治会活動などにお呼びいただいてます。病気のこと、体操のこと、医療費のことなど、内容はさまざまです。ちなみに、講師役を担当した職員には特別手当が支給されます。

出前講座

出前講座のページ

やつだ健康友の会

地域住民向けに健康講座や健康情報の発信をしています。さらに、外来に定期通院している患者さんの送迎支援をしています。今後は健康に関する活動に参加したらポイントが得られる仕組みなどを準備していきます。

やつだ健康友の会

甲佐蚤の市

地域を盛り上げるためのイベントごとには、病院が持っているリソースを提供します。甲佐蚤の市は一日で甲佐の人口1万人の倍以上の来客がある町の行事。病院の駐車場が飲食店で大賑わいになります。アユスポのトランポリン教室も毎週開催。

甲佐蚤の市トランポリン教室

こども塾夢の扉

地域の学力が低下して、医師をはじめとする医療者が輩出できなくなると、将来の働く職員が減ってしまいかねません。地域の学力維持は、そういう意味で重要だと思っています。そこで、病院所有の施設を提供し、総合型地域スポーツ&カルチャークラブの課目として学習塾を提供しています。

子ども塾夢の扉

こども塾夢の扉のホームページはこちら

甲佐町の広報誌でも掲載されました

フォレストリーヴス熊本

一度は解散した、女子バレーボールチームのフォレストリーヴス熊本の再生を支援しています。単なるスポンサーにとどまらず、選手を介護職員として雇用しています。利用者さんなどのご声援のおかげで、チームが復帰してわずか1年でV2に復帰することができました。

フォレストリーブス

フォレストリーブスのホームページはこちら

甲佐食堂おかえり

当初は子ども食堂として、病院内の会議室でカレーを提供していました。今は、運営を関連法人である綾友会に移管し「甲佐食堂おかえり」として毎月、地域の皆さんに食事を提供しています。世代を超えた交流の場になることを目指しています。コロナ禍でお弁当提供に変更しています。(社会福祉法人綾友会)

甲佐食堂おかえり

熊日新聞に取り上げられたこども食堂

やつだ農園

数年前に外注していた給食業務を内製化し、最終的には病院給食の地産地消を目指しています。ひとまず、甲佐町の下横田にある畑を借りて、やつだ農園の取り組みを開始しました。今では病院食の100%を無農薬の地産地消のお米で作っています。利用者さんをはじめ、農業のお手伝いができる方や土地を貸してくれる方を募集しています。学生さんによる米作り体験を開始しました。(やつだ農園株式会社)

やつだ農園の取り組みの詳細はこちら

新米の販売もしています

下横田古民家寮

もともと患者さんの家だった古民家を改修して、職員や関係者が泊まったり、見学やインターンシップにくる学生さんが泊まったり。患者さんのご家族が泊まったりすることができる施設として運営しています。

下横田古民家寮

キャンプ場 COMMON IDOE(コモンイドエ)

甲佐町が所有している井戸江峡キャンプ場を再開発するにあたり、一般社団法人パレットでコンセプトから提案し、グランピング施設として2020年8月に運営を始めました。各種メディアに取り上げられ、甲佐町の人気スポットになることを目指してます。(一般社団法人パレット)

commonidoe

COMMON IDOEのホームページはこちら

Youtubeやつだチャネルで取材したCOMMON IDOE

古民家レストラン trattoria SanVito

2018年の熊本地震で崩壊した西村民俗資料館を、ボランディアのワークショップで再建する「こうさてんプロジェクト」で直した古民家を、イタリアンレストラン「trattoria SanVito」と、気軽に泊まれる「宿屋 kugurido」として運営を予定してます。(一般社団法人パレット)

SanVito

NIPPONIA 甲佐 疏水の郷

谷田病院の患者さんの家でもあった甲佐町の大出川沿いに面した古民家を、農林水産省の農泊事業として再建し「NIPPONIA 甲佐 疏水の郷」というホテルとして運営を予定しています。これまで長らく宿がなかった甲佐町に、何十年ぶりにホテルができました。ホテルに隣接した手作り酵母から作るパン屋「古田パン」もあります。甲佐町の交流人口が増えることを目指してます。(一般社団法人パレット)

NIPPONIA甲佐古田パン 

谷田病院とNIPPONIAのコラボサービス

甲佐やな場

300年以上の歴史がある甲佐やな場の運営をしています。6月~11月のあゆシーズンは、これでもか!っていうくらいのあゆづくし料理を堪能ください。2022年から初めての冬場運営も開始。どんな料理が提供されるのか、乞うご期待ください。(一般社団法人パレット)

甲佐やな場

不登校支援

いろいろな理由で学校に行けなくなってしまうことがあります。でも、それだけで、勉強ができなくなる、進学ができなくなる、友達がいなくなる、生きがいがなくなる。そんなことを思う必要はありません。いろいろな学び方、生き方がある時代です。病院近くにあるしゃらの樹で実施しています。(熊本学習支援センター)

https://www.klsc.jp/

https://www.instagram.com/kumamoto.lsc/

 

社会的処方ができるコミュニティホスピタルへ

こうした地域づくりの取り組みで築かれてきたコミュニティを活用することで、社会的処方ができる環境が整ってきています。病院や介護施設の中だけでは解決しない患者さん、利用者さんの問題を解決できる糸口が探せる、そんな医療機関を目指しています。

一緒に働きたい方、募集しています https://www.yatsuda-kai.jp/recruit

地域医療体験学習や病院見学会はこちら https://www.yatsuda-kai.jp/internship

 

まちづくりの取り組みに関する視察

地域づくりに関する視察については、関連法人の一般社団法人パレットで受けております。

詳細は別ページをご参照ください。